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ディスプレイはどんな基準で選べばいい?

自作PC作りにおいて、意外に忘れがちなのがディスプレイ選び。市場を見てみると、値段はピンからキリまでありますが、基本的にどんな点に注目すればよいのでしょうか?今回は、中でも大きさと解像度からその選び方について探っていきます。

大きさの違いをチェック

ディスプレイ(モニター)選びで考えたいのが大きさです。誰であれ、大きい画面のほうが何かと良いに決まっていると思われるかもしれませんが、本当にそうでしょうか?たとえば、テレビのサイズというのは、リビングにおけるソファとテレビの距離で最適値が決まると言われています。これはPC用のディスプレイでも同じです。

ただし、テレビと違いPCディスプレイにはかなり細かい文字が並びます。そして、細かな作業が必要です。そのため、小さすぎるのはやはり問題。一般的な用途の場合は、24~29インチ程度を選んでおけばいいでしょう。

なお、大きすぎるディスプレイの弊害として、目と首を動かさなくてはならない、というものがあります。左端から右端までを見渡せないサイズのディスプレイの場合、視線の移動範囲が広くなります。さらにy軸方向への視線移動には、首の動きも必要でしょう。キーボードやマウスに目を向けたあと、ディスプレイを再度見るようなシチュエーションを繰り返せば、かなりの疲労が溜まってしまいます。

解像度の違いに注目

大きさにもかかわるのがこの"解像度"です。解像度とは、ひとつの画面の中にどれだけの量のピクセル(マス)を表示できるかというものです。

最近のスマートフォンは、解像度の高さがかなり上がっています。Retinaディスプレイと呼ばれるApple社のiPhoneは、まさに網膜(Retina)のような解像度になっているため、文字や写真などで荒さがほとんど目立ちません。

一方、解像度の低いディスプレイというのは至近距離で見た時の荒さが目立ってしまいます。ディスプレイをまじまじと近くで見つめることはないので、ある程度の荒さであれば許容範囲なのですが、単純に画面の美しさという点では解像度がその勝敗の鍵を握ると言えるでしょう。

最近のディスプレイの中には4Kと呼ばれるものも登場しています。これは縦が4,000、横が2,000という解像度を持つものです。写真や文字、映像などがかなり闡明に表示出来るので、マルチメディア用途には最適と言えるでしょう。

実はそこまでの解像度は不要

前項で、解像度の高さは非常に重要ということをお伝えしました。しかし、実際にはそこまでの解像度は必要ではない、ということも覚えておきましょう。

たとえば、自作PCの用途がオフィスワーク主体である場合。高解像度である必要というのはそこまでありません。むしろ、4K等の解像度に対応していないソフトウェアを使用するのであれば、メニュー欄などがかなり小さく表示されてしまって使いづらい、なんてこともあります。

また、高解像度のディスプレイはCPUへの負担が大きくなる場合があります。ハイスペックなCPUやグラフィックボードを搭載していれば問題はありませんが、そうではない場合PCの動きが悪くなる可能性も。そのため、4KではなくフルHD程度を使っておいたほうが、現状としてはコストもかからずオススメです。

実は奥が深いディスプレイの世界

その他にも、ディスプレイにはフレッシュレートやTN、VA、IPSといった液晶パネルの種類など、さまざまな違いがあります。細かい部分を説明していくとかなりの文量になってしまいますので、今回は大きさと解像度にしぼってお伝えしました。特に、はじめてディスプレイを購入するという方は参考にしてください。