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PC自作が難しくなった?

コンピュータ技術の進歩はものすごいスピードで進んでいます。現在、最新モデルのPCを購入したとしても、2年後には完全に時代遅れになっています。それほどまでにPCの進化のスピードは早いのです。 技術が進歩することによって、PCはより高い処理能力を得ました。そして、操作性も格段に向上しています。そして、私たちはより便利にPCを使えるようになっています。

このPCの進化は、基本的には多くのメリットを与えてくれるものです。しかし、PCの自作という視点から考えると、デメリットとなることも少なくありません。 近年では、あまりにもコンピューター技術が進歩したことによって、PCの自作が難しくなってしまった、とも言われているのです。 それはどうしてなのでしょう?

ハイスペックになるにつれて複雑になるパーツの組み合わせ

より処理能力が高く、さまざまな用途に耐えるPCを作るにはどうすればいいでしょう?ほとんどの方が、最新の高性能なパーツを組み合わせる…という方法を思い浮かべるのではないでしょうか?確かに、そうすることによって、とてもスペックの高いPCを組み上げることができます。 しかし、搭載しているパーツのスペックが高いにも関わらず、ベンチマークテストをしてみると、思ったほどの数値が出ない…なんてこともあるのです。

それぞれのパーツの性能が高くなるにつれて、その仕組みはどんどん複雑なものとなって行きます。そうなると、相性もよりシビアなものとなるのです。 昔から、自作PCを組む際に、パーツ同士の愛称を考えることはとても重要でした。相性が悪いと、うまく動作しないどころか、認識すらしてくれないこともありました。現在では、それがより複雑になり、シビアなものとなっているのです。

なので、高性能なパーツを組み合わせて自作してみても、十分にそれぞれのパーツが働いてくれないことがあります。 これでは、どんなに高価なパーツを買い集めても意味がありません。

実際に、既製品のパソコンでもスペックほどの性能を発揮することができていないモデルも少なくありません。ハイスペック機を購入したにも関わらず、思ったほど処理速度が出ない…なんて経験をしたことがある、という方も多いでしょう。 大手メーカーが設計したPCであってもこういったことが起こるのですから、素人がゼロからPCを組んで、それぞれのパーツに持つ性能をフルに発揮させるのは至難の業なのです。

ただ、PCの自作を趣味として考えると、この状況を「おもしろい」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。今日では世界中で多くのメーカーがさまざまなPCパーツを製造・販売しています。なので、組み合わせは無限大にあります。その中から、ベストな組み合わせを探る…これを楽しみとしている方も少なくないようです。

しかし、単純に道具としてハイスペックなPCが欲しいという方にとって、この問題は自作の大きな壁となってしまいます。なので、PC自作が趣味ではなく、実用のため、と考えている方の場合、自作は難しい時代となってしまったのかもしれません。

PCの進化は基本的には私たちユーザーに大きな恩恵をもたらしてくれます。しかし、同時にこのような弊害も起こっているのです。